2019年1月13日日曜日

兵学校創立百五十周年で ストリートギャラリーで記念展




兵学校創立百五十周年で
 ストリートギャラリーで記念展
 沼津信用金庫本店(大手町)のストリートギャラリーで「沼津兵学校創立百五十周年記念展」が二十四日まで開催されている=写真。
 一小が創立百五十周年を迎えるにあたり、同地区のコミュニティ推進委員有志らが、同地区コミュニティ地域活性化事業実行委員会として、同校の歴史をたどりながら、周辺地域の出来事と共に年表にまとめた。
 同展では沼津兵学校に関わる文書や、駿東病院跡地から見つかった薬瓶などの貴重な資料が並び、また、多くの写真や絵などから当時の様子をうかがい知ることができる。
 近代性を備えた教育を行った日本で最も古い学校とされる同校は、明治元年に旧幕臣の子弟の教育のために創立された「代戯館」が前身となっている。その後、「沼津兵学校附属小学校」として引き継がれ、時代ごとに名を変えながら今日の「第一小学校」に至っている。
 年表は同校の歴史だけでなく、町の歴史をたどることができ、興味深い。
 また、展示中央で目を引くのは「沼津費」の扁額。徳川慶喜の揮毫によるもので、同校が明治十一年「小学沼津学校」となった時に贈られた。
 展示を見ていた同地区に住む男性は「一小は自分も通い、今は孫が通っている。どの写真を見ても当時のことが思い出され、懐かしい」と話した。
 夜十時までライトアップされて鑑賞できる。
【沼朝平成31113()号】

0 件のコメント:

コメントを投稿