兵学校創立150周年
20日 徳川宗家当主も出席し記念式典
「沼津兵学校創立150周年記念式典」が二十日午後一時半から三時まで市民文化センター小ホールで開かれる。主催は沼津兵学校創立150周年記念事業実行委員会(事務局=沼津郷土史研究談話会)。
沼津兵学校は、明治元年(一八六八)十二月、静岡藩によって沼津城の跡地に設立された。静岡藩は、明治維新により幕府将軍徳川家が駿河の地に移ったもので、七十万石の大名という扱いだった。
兵学校には旧幕臣の子弟らが入学し、国内一流の講師陣の下で近代的な学科の授業が行われた。軍人養成のための学校だったが、兵学校や附属小学校の卒業生は近代日本の様々な分野で活躍した。
式典は、記念講演を中心に行われる。講演は徳川宗家(旧将軍家)十八代当主の徳川恒孝氏による「沼津兵学校創立150周年に寄せて」と、国立歴史民俗博物館教授で元市教委学芸員の樋口雄彦氏の「沼津兵学校から学ぶべきもの」。
入場無料、定員五百人(先着順)
式典当日は「沼津兵学校記念誌」が頒布される。A4判約二百ぺージ。頒価千円。
【沼朝平成31年1月13日(日)号記事】
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