2020年3月28日土曜日

200328東海道沼津宿・清水本陣企画展




東海道沼津宿と清水本陣
市立図書館で企画展
企画展「東海道沼津宿と清水本陣」が5月24日まで、市立図書館4階展示ホールで開かれている。協力は明治史料館。
市は今年度、近世沼津宿の本陣清水家が所蔵していた貴重な古文書など8点を購入。企画展では、それらと共に沼津宿などの関連資料が展示されている。
江戸時代に整備された「東海道五十三次」で、沼津宿は起点の江戸日本橋から12番目、原宿は13番目で、一般の旅行者が利用する宿とは別に、武家や公家が宿泊、休憩をする本陣・脇本陣が置かれ、その宿の有力な旧家が指定されることが多かった。
沼津宿では元禄期、清水家と間宮家、それ以降は高田家が加わり3軒が指定された。
購入した古文書の中には、戦国時代の貴重な古文害2点も含まれていて、清水家が北条家に仕える武将であった伝承を示すものもある。豊富な関連資料と分かりやすい解説が付いている。
一方、図書館では新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、入館者が館内に一定時間とどまることが予想されるサービスを休止している。
貸し出しと予約の点数については31日まで拡大していて、図書については通常10冊のところ20冊まで、AV資料は通常3点のところ6点まで貸し出しを受け付けている。
また、1階フロアでは特集コーナーとして「ブラインドブック」を用意。職員が選んだお勧めの本を、タイトルが分からないように紙で包み、紹介文を添えてある=写真。開館時間は午前9時半から、火・水・木曜は午後6時半まで、金曜は9時まで、土・日・祝日は5時まで。月曜日と、4月1日と5月13日は休館。
問い合わせは市立図書館(電話952~1234)。
【沼朝令和2年3月28日(土)号】

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