2018年10月16日火曜日

仁徳陵初の協同発掘






大山(だいせん)古墳
 堺市にある日本最大の前方後円墳。来年の世界文化遺産登録を目指す百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群の一つ。大正時代の測量に基づき、全長は486材とされているが、近年の調査で築造当初は少なくとも525㍍あったことが判明した。墳丘は3段構造で、3重の周濠(しゅうこう)と堤防に囲まれている。宮内庁は4世紀に在位した仁徳天皇の陵として管理するが、過去に出土した遺物の分析から5世紀中ごろの築造とする学説が有力で、実際には仁徳陵ではない可能性が高い。
【静新平成30年10月16日(火)朝刊】

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