2021年3月30日火曜日

一枚の絵葉書から ローマ字で東海道・原と記されている 天然色写真

 

一枚の絵葉書から



 右の絵葉書の写真は、白黒写真に着色した天然色写真です。ローマ字で東海道・原と記されているところから市内原の東海道沿いを写したものと見られますが、被写体(ひしゃたい)に沼津の原であることを示すものが全くなく、確定するのは困難です。

 影が左側に延びているところから、右側が南、原なら海岸の方向になります。道路は幅が広く、原とすると六軒(ろっけん)町辺りしか該当(がいとう)しないようです。両側には農家と見られる茅葺(かやぶき)の民家が並び、刈(か)り取った葦(あし)を立ててあります。道路際には着物姿の子供たちが並んで立っています。

 右端に斜(なな)めになった電信柱が立っているところから、明治期に写されたものと見られます。原の東海道を写した貴重な写真です。一枚の絵葉書から右の絵葉書の写真は、白黒写真に着色した天然色写真です。ローマ字で東海道・原と記されているところから市内原の東海道沿いを写したものと見られますが、被写体(ひしゃたい)に沼津の原であることを示すものが全くなく、確定するのは困難です。

 影が左側に延びているところから、右側が南、原なら海岸の方向になります。道路は幅が広く、原とすると六軒(ろっきん)町辺りしか該当(がいとう)しないようです。両側には農家と見られる茅葺(かやぶ)きの民家が並び、刈(か)り取った葦(あし)を立ててあります。道路際には着物姿の子供たちが並んで立っています。

 右端に斜めになった電信柱が立っているところから、明治期に写されたものと見られます。原の東海道を写した貴重な写真です。

(沼津市歴史民俗資料館だより2021,3.25発行 Vol,45No.4(通巻229)編集・発行〒410-0822沼津市下香貫島郷2802-1沼津御用邸記念公園内沼津市歴史民俗資料館 TLO55-932-6266FAX955--934-2436

0 件のコメント:

コメントを投稿