当日スライド資料
沼津街中ウオッチング渡邉確定 Z from thorudes
平成28年5月15日沼津朝日新聞記事
維新後の沼津の町並み形成
史談会企画で市街地歴史探訪も
沼津郷土史研究談話会(沼津史談会)による「フレッシュ150沼津ふるさと講座」の第2回が八日、市立図書館講座室で開かれた。「沼津街中ウォッチング」と題し、同会会員の長谷川徹氏による講演の後、市街地の歴史探訪が行われた。
講演で長谷川氏は、明治初期まで残っていた沼津城の構造や、城跡が民間に払い下げられて田畑となり、鉄道開通によって市街地形成が進んだ歴史などを話した。
また、現在の西条町にあった沼津病院(駿東病院)についても紹介。
同病院は沼津兵学校の関連施設として開業し、杉田玄白の孫の杉田玄端が頭取を務めた。沼津史談会創始者の故大野虎雄氏は、病院記念碑を建立するために玄端子息の六蔵氏揮毫の碑文を得るところまで事業を進めたが、記念碑の建立は実現しなかった。
長谷川氏の講演の後、参加者一同で沼津城ゆかりの場所や、沼津兵学校附属小学校跡地、沼津病院跡地、三枚橋城主大久保忠佐を祀った道喜塚などを巡った。
再び沼津病院をテーマに
沼津ふるさと講座の第3回、講師3人で
「フレッシュ150沼津ふるさと講座」の第3回は、六月十二日午後二時半から市立図書館四階の視聴覚ホールで開かれる。
二〇一八年の沼津兵学校創立百五十周年の記念事業の一環で、四月の第1回に続いて「沼津病院」がテーマ。
内容は、教育史家で元国士舘大教授、四方一彌氏による講演「沼津の医と文化」、順天堂大教授の酒井シズ氏による講演「杉田玄端とその時代」、国立民俗博物館教授で元明治史料館学芸員の樋口雄彦氏による講演「沼津病院顕彰の意義」の三部構成。
参加費は資料代として五百円。
申し込みは沼津郷土史研究談話会の上柳晴美さん(電話〇九〇・一四一八・〇四三五)。
【沼朝平成28年5月15日(日)号】
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