2019年11月16日土曜日

「小栗家住宅主屋(沼津)有形文化財に」


「小栗家住宅主屋(沼津)有形文化財に」
 国の文化審議会は15日、県内の光明山古墳(浜松市天竜区)の史跡への新指定、遠江国分寺跡(磐田市)の特別史跡指定範囲の追加、小栗家住宅主屋(沼津市)の登録有形文化財への登録を萩生田光一文部科学相に答申した。県文化財課によると、県内の史跡は48件、登録有形文化財は265件になる。

小栗家住宅主屋(沼津)有形文化財に
 沼津御用邸周辺の別荘群の名残をとどめる希少な建物。明治後期に沼津御用邸近くの別荘を伴野家が現在の場所に移築し、米卸業などを営んでいた小栗家が1947年に購入して住宅とした。
 木造平屋建てで建築面積は147平方㍍。二つの和風住宅の中央に洋館を位置した特色ある構成。洋館は青いスペイン瓦で覆われ、和風住宅の屋根は桟瓦ぶきになっている。玄関と和室2室、洋室、座敷がほぼ1列の配置になっていて、富士山を望む座敷の北面に縁側を備える。大正後期から昭和前期にかけ、洋室や座敷を順次増築したとされる。
【静新令和1年11月15日朝刊】







3年前に撮影した、小栗家住宅画像


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