2023年8月18日金曜日

大手町三交インビジネスホテル建築看板 平成18年1月27日掲示

 


あれから一年、やっと出直し、今度は大丈夫か!。

耐震偽造構造設計ホテル建設再開説明会。(姉歯事件沼津関係)

去年の11月耐震偽造問題が表面化した、その当時このような問題建築は東京のような大都市の事件とニュースを漫然と見ていた。そのうちニュースで、耐震偽造建築は、同一施工同一業者に集中の報あり「木村建設(熊本県八代市)」と報道された。なに、木村建設どっかで聞いた名だ、この田舎の駅前の丸井沼津店跡のビジネスホテル建築二次請建設業者が熊本の木村建設と名乗った事を思い出し、早速建設現場に行って確認申請の看板(画像参照)を見ると。なんと、確認済証交付者もニュースに出ていた会社イーホームズだ。間違いない耐震偽造セット物件だ。その時点では、地元はなんの動きも情報もない。

暫らくして、平成171124日に下記のよう地元新聞社から報道された。

『沼津のホテルは建設を一時中断

沼津市大手町のJR沼津駅南側で建設中のビジネスホテル計画廃止届が市に提出され、建設が一時ストップしたことが二十三日、分かった。計画見直しのため。

計画では、ホテルは鉄骨コンクリート造り九階建て。8月に着工し、185月の完成予定だった。現在はまだ基礎工事の段階。建設を請け負った現場管理業者と確認検査業者は、耐震強度偽造で問題となった姉歯建築設計事務所との関連で名前が挙がっている。

建築主は「姉歯事務所の関与は調査中。関与の有無にかかわらず新たな計画で進めたい」と話した。一方、地元商店街は「中心商業地にある一等地だけに早期に建物を完成させてほしい」と話している。(静新平成171124日朝刊)』

 

それから約一年、中断された工事が再開するとの連絡(土地所有権が変わり従来の一次元請建設が説明と)あり、今日の説明会で一年前の建築施主が今回その時の施工業者と替わり、施工業者が木村建設から馬淵建設になり、設計や仕様は殆ど変わらないが、基礎は現在のものを解体埋め戻してやり直す事の説明でした。又工事再開は11月からとなり、完成は1912月中旬を予定している。

いずれにしても、沼津駅前の一等地の丸井跡地が一年間基礎工事までの工事中断の寂しい状態だった、今度は確かな建設工事をして、中市街地にふさわしいホテルの出現を期待したい。

画像は工事再開前の基礎のまま放置された工事現場と一年前の工事看板です。

 

耐震書類偽造・施工、同一業者に集中

姉歯建築設計事務所(千葉県市川市〉が建築確認に使う構造計算書を偽造していた問題で、耐震不足の恐れがある首都圏のマンションとホテル計十四棟のうち、九棟が中堅建設会社の木村建設(熊本県八代市)の施工だったことが十九日、国土交通省などの調査で分かった。

また十三棟のマンションのうち七棟は、中堅マンション販売のヒューザi(東京都千代田区)が発注した物件で、設計を請け負った三業者が東京都の事情聴取に対し、姉歯事務所への構造計算の委託が、いずれもヒュレザーの意向だったと答えたことも判明した。

木村建設、ヒューザーは「構造計算書の偽造は知らなかった」としており、国交省は、契約の経緯を中心に両社と姉歯事務所側とのやりとりなどについて調査している。

木村建設は、ホテル一棟を含む五棟の施工を自社名義で受注したほか、四棟については不動産会社シノケン(福岡市)が請け負った設計施工を、下請けとして委託されていた。

木村建設は取材に対し「構造計算は数社に外注しており、姉歯事務所は取引先の一つ。コストを抑えるよう圧力をかけたこともないし、偽造も全く知らなかった」と話している。シノケンは「木村建設が下請けに出していたことを事件発覚後に知った」と姉歯事務所とのかかわりを否定した。

ヒューザーは七棟の設計を二、三件ずつ、三つの設計会社に発注した。三社のうち二社は、構造計算を姉歯事務所に委託したことについて「建築主の指示だった」と東京都に報告。一社は「建築主が姉歯事務所と直接契約した」と話しているという。

ヒューザーは取材に対.し「各設計会社が姉歯事務所に外注した。当社は姉歯に外注するよう指示はしていない」と説明した。(静新11月20日朝刊)



赤で囲った会社が姉歯がらみの会社です。↑

 

0 件のコメント:

コメントを投稿