「お茶は静岡」「山は富士」
懐かし汽車土瓶 大阪で大量発見
明治から昭和にかけ全国の鉄道駅で温かいお茶を入れて販売され、プラスチック製容器の登場で姿を消した小型陶器「汽車土瓶」が、旧国鉄吹田操車場跡地(大阪府吹田市、摂津市)で大量に見つかったことが23日、大阪府文化財センターの調査で分かった。同操車場で大阪駅終点の客車の清掃作業が行われていた昭和初期の1928~33年の製品で、数万点あるとみられる。
正面にレールの断面をあしらい「お茶」の2文字を囲むデザインを基調に、金のしゃちほこの絵や「お茶は静岡」「山は富士」などと記されているものもあり、少なくとも24種類の図柄や形状を確認した。
(静新平成23年11月24日朝刊)
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