2012年9月29日土曜日

90年前の東京駅舎


90年前の東京駅舎
 航空写真見つかる

 90年前の1922(大正11)年に、東京上空から丸の内などの名所を撮影した航空写真6枚が28日までに見つかった。関東大震災前の鮮明な航空写真は極めて珍しい。
 6枚のうち「東京と丸の内」は、英国のエドワード皇太子が訪日した22412日、歓迎式典を機上から撮影した歴史的に価値の高い写真だ。
 東京駅の赤れんが駅舎が復元され101日にオープンするが、この写真には開業8年後の東京駅舎が写っている。同駅北側には皇太子を歓迎する奉祝門があり、出迎えの群衆も捉えられている。
 日本の飛行家のパイオニア伊藤音次郎が設立した伊藤飛行機研究所が、所有する複葉機で撮影した。
《静新平成24929()朝刊》

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